団員が「なぜ超歌劇団は今まで団費も
取らないで運営出来るんですか」
劇団を作ってからの目標だった。
劇団の運営に団費は取ってもいい。
間違ってはいないし、むしろその方がいい。
でもあえて、団費は取らない、チケットノルマも
ないにしたのは、俺が単にケチだから。
このケチが要因だと思う。
時々無謀な経費無視の台本を書くと
制作陣から「無理」と突き返される。
抑制もされるし、自分もわかってる。
立ち上げてからスポンサーが付いてたのも
あったからね。いい感じでいられるのは
それもあるね。賞取ったり、雑誌にも掲載
されてるからね。いろいろよかったよ。
って頑張ってたのと運の良さだね。
あと俺のケチ。これだな。
いろんな要素で今があるって感じだね。
自宅を稽古場に出来たのもあるね。
結局のところ、劇団って「お金」。
持ち出しで運営していくのはダメだと思う。
最初は良くてもいずれダメになる。
それが例えアマチュアでもね。
逆にこれもダメだと思う。
「あなた方が来ないと潰れちゃいますから」
どこぞのステーキ屋さんが言ってたな。
「いいもの提供するから来てね」
じゃないの?
金金金じゃだめでしょ。
劇団って金なんだけどさ。