昔の記憶が蘇る

以前こんな思いをした。

東京へ芝居を観に行く機会が多くなり東京で芝居観た時、このクオリティーの高さ、言葉の羅列の重厚な事と感心してた。同時に静岡のレベルの低さ(自分も含めて)に落胆した。超歌劇団が賞を取った時静岡の別の劇団が「静岡はレベルが高い」と言ってた。認識の低さを痛感した。

レベルの違いを感じた時、自分たちがクオリティーの高い方と対等に戦えるようになるにはどうしたらいいのか考えた。そもそも俺の芝居レベルの低さはどうしようもない。そこで、

 

他では劇団にはない特色を出そう。

低いレベルをカバーする「これだけは負けない」を

手に入れる。

ずっと同じ事やっていけば、エキスパートになるから、何を言われようとも「超歌劇団」をやり続けよう。

戦いの場を静岡じゃなくする。

 

と目標を掲げそれなりに達成してると思う。

最後の目標に関しては、団員もちゃんと意識してて、客演を頼んだ役者さんが、「こんなに短期間で面白く出来るんですね」にうちのスタッフが「何にも考えてないと思った?時間かければいいってもんじゃないのよ。それに他の劇団と戦ってる場所が違うから」ああ、意識してるんだなって感じた。